「何者だあいつ!!」
「鯛焼きって名前だ!!」
「こりゃ大判狂わせだ…!!」
「ちっ、武器一つ取り上げたくらいで意気がってるんじゃねぇよひゃっはああああ…!!!!!!」
「だから、俺何も言ってねーし。」
手をついたままバク転をし、煌炎は体勢を立て直す
「ひひひひ、俺様はまだまだ短刀持ってんだよ…!!!!」
そういって文殊は着物の衿元を開くと、中には大量の短刀が収納されていた
しかし、それに対して煌炎はげんなりする
「おたくはアホなわけ??
なんで敵に手の内を……あー、おたくに言ってもわかんねェか。」
ぽりぽりと頭を掻いてくぁーっと一度大きな欠伸をする
「きひひ、おまえ武器を抜かなくていいのか???
いい加減本気で殺しちまうぜ??」
「あー、これは生憎いっぱんじんを切るような刀じゃねぇんだよ。」
「一般人…!!!!!
この俺様を一般人呼ばわりか!!!!!」

