しかし 『お前、つまんねーな。』 当時6才というまだまだあどけない年頃の口から放たれたその言葉に、 全てが反転した 『つまら…ない?』 その言葉に怒りのような悲しみのようなえもいえぬ感情を覚えた彼は虚ろな目で丸腰の幼子に切りかかった が、 『つ…!!!!!!!』 煌炎の瞳が見開かれると同時に彼に荒れ狂炎が襲い掛かった 『ぐ、ぁ…!!!』 そのまま彼は負傷した右腕を抱え、地に膝をつく