戦国爆走物語






倒れ込む心斎と裏腹、男は風のように優雅に着地



心斎の背中には巨大な手裏剣が突き刺さっていた


「い゙っ…い゙づのま゙に…………。」

「………。」


「ま゙……まざが…、さっぎのグナイとい゙っじょに……ぞ、そんな…馬鹿…な………………。」





巨体はそのまま動かなくなり、赤い水溜まりをつくる



観客は再び間をおいて歓声をあげる


【オオォォオオオ…!!!!】


しかし、そんな祝杯の歓声の中煌炎は鼻をひくつかせるとぽつりと呟いた




「くせぇな…。」