さてさて一行の足は広場へと向かう
「武道大会受付けはこちらである!
参加する者は並べ!」
「あ、あちらみたいですね、煌炎様。」
「…鯛焼き。」
「………。」
そのまま煌炎は受付場までズカズカといく
「!
な、なんだ、お前も参加者か。
エントリーには名が必要だ。
お前の名は?」
「鯛焼き。」
ひょわあああああ…!!!
煌炎様名前違ってます違ってます…!!!
※従者の心情
「鯛焼き…、ふっ、おかしな名だな。」
鯛焼きが名前だって信じちゃうあなたも大概おかしいですっ!!!!!
※花恋の心情
「まぁいい、エントリーは終了だ。
とりあえず、大会が始まるまでそこらへんで待機してろ。」
「……、鯛焼き?」
「…?
ああ、参加賞の配付は大会が終わった後だ。」
「……。」
この世の終わりのような顔をする煌炎に従者と花恋二人もこの世の終わりのような表情になる
「…テール、もうやる気そげたわ。」
「テールじゃありません、斎です。
そしてやる気出してください。」

