「ふん…この孫鑑様に歯向かうのか。
よかろう、無駄な殺生はしたくないのだがしかたない。」


しかし孫鑑の表情は人を殺せるという笑みに満ちていた


「俺が将軍補佐役に選ばれたのは…他の誰よりも優れた武力があったからだ…!」


そして孫鑑は大きな太刀を抜刀し、煌炎に切りかかる


「死ねっ…!!!」


勢いよく降り出された太刀は、煌炎のいた場所を横になぎ払う


しかし虚しく太刀は空を切った



「なっ…!?」


そこにいた者は全員息を飲む



「おせぇなぁ?」





「!!!」


「おたく、本当にさいきょーなわけ?」



煌炎は面倒臭そうに座っていた、そう、孫鑑の太刀の上に