煌炎はピョンと飛び降りてから、花恋に向かって平手打ちをした
バッチン…!!!
「いっ痛っ―――!!!???」
勢いで花恋は飛び起きる
「ガキ、勝手んのびてんじゃねーよ。
俺様が困んだろ。」
「いっ痛いよお兄さん!!」
ふぇっと花恋の目から涙が零れる
「これだからガキは…。」
「煌炎様謝って下さい!!
花恋さんが可哀相です。」
「あん?
じゃあおたくが謝ればいいじゃん。」
「それじゃ意味ないでしょう!」
「つまんねえリアクション。
32点。」
「いいから謝って下さい!!!」
「わりぃ。」
煌炎は果てしなく先を見つめながら、どうでもいいように言った
その態度は別に謝る気はさらさらねぇよ、と語っているようだった

