戦国爆走物語






「なぁ、ポニーテール。」


「賽です、ポニーテールではありません。
で、なんでしょう?」



「なんで俺がこのガキおぶらないといけないわけ!!??」


「え…?
花恋さんは歩けないみたいですので。
何か問題ありましたか?」


賽はキョトンとした表情をする


「笑えねぇ。
今さら天然かよ。
…俺に案がある、賽こっちに来い。」


賽は頭にハテナマークを浮かべながら煌炎に近付いた


すると煌炎は女の子を賽の背中に乗せて自分はその上に登った


「完璧。」



煌炎はフンッと満足げに鼻を鳴らした


「く…苦し…。」


「煌炎様!!
花恋さんがのびてしまいましたよ!?
どうするんです!?」