───────放課後。 あたしは1人、図書室にいた。 凌はこないかもしれない。 だけど、来るかもしれない。 そんな思いで待っていた。 ガラガラッ。 その音と一緒に振り向けばそこには相変わらず綺麗な顔立ちのした凌がたっていた。 『…凌、あのね。……あたし、さよならを言いたくて。』 『…は。』 『今まで、ありがとう。って言いたかったの。……これからは、緋爾花とお幸せに。』 今のあたし、ちゃんと笑えてるかな? 『…ッ…。』 ううん。 笑えてなんかいない。 涙が溢れ出してくるよ。