『じゃ、各自適当に楽しめっ!』 ナル先の合図で皆あちこちに散らばった。 やってきたここは、目の前には青い海が輝く、沖縄。 贅沢だぁ。 そして、あたし達は海に入ったり、買い物したり、まったりしたり。 交流なんて深めないまま、1日を終え……。 夜。 紅禾は本当に彼氏の所に行っちゃったし、緋爾花ちゃんは他の女子の所へ行ってしまった。 そしてあたしは ゆっくり、ひっそりと凌の部屋に向かった。