五月雨。





避けられてる。。






マスターが


「かな?飲んでくか?」




と、心配そうな目で私を見てきたけど






ボックスを眺めながら飲むなんてできないし…







「帰ります。」





と、わざと誰にも聞こえないトーンで、お店を出た。







カラン…







この音…







なるくん 気付いて…







と思いながら





お店の前で立ち止まったけど







賑やかな声がお店の中から

聞こえてくるだけだった…