五月雨。




目が覚めると


なる君の姿が無く…


携帯で時間を確認した



あっ、学校…


もう、講義が終わってる


リョーコから着信。



「起きた?」



なる君はコーヒーをもって部屋に入ってきた




私は毛布にくるまっていて


コーヒーを渡すなる君を


じっと見つめた



「なに?誘ってる?」



なる君はニヤリとして


ベッドに乗っかった



「ち、違う。」



私の首筋にキスをしながら



「かな。最高だったよ。オレ、かなの身体にハマっちゃう」



私は顔が真っ赤になった



「もう一回ね」



なる君は、毛布をくるりと外して、私に熱いキスをする



気持ちいいとこ知ってるよ。


って、手つきで


また心地さに負けてしまう。