何か、ムカッとしたけど 「じゃ、なる君帰ろうか。」 私達はお店を出て、自転車に乗った。 「なる君の背中あったかぁーい」 酔ってるせいか、暖かい背中が 嬉しかった 「しっかり捕まれよ!」 と、言って私の片手を腰に回して手のひらをぎゅっと握って走りだした。 温かくて…眠い。 「なる君…アパート着いたら起こして…ふぅ。」 手を握られてるせいか ぐっすり眠ってしまった…ふぅ 「かなちゃん…ついたよ」