莉奈…



私はまた涙が溢れた。


莉奈の言葉が私の心の中の不安を軽くしてくれた。




「莉奈…ありがとう。私、ちゃんと言うよ」


「うん!私も彼氏に会いたくなっちゃったなぁ!」


莉奈はやっぱり私の親友だよ。



涙が止まってニコッと笑った。



「さぁ、優羽。お風呂行こ♪最後だし」


「うん♪」




合宿が終わったらすぐに達也に謝ろう。


ちゃんと気持ちを伝えよう。



「好きだよ」って――