「いいじゃ~ん!」



余計に増田さんは達也にくっつこうとしたが達也が腕を払って離れた。



離れた瞬間、なぜかホッとした。





「村上!」


名前を呼ばれて振り返るとクラスメートの倉持(クラモチ)君達がいた。



「なぁに?倉持君」


「俺らと一緒の班にならない?」



う~ん。本当は達也とがよかったけどあれじゃ無理そうだな…ι



私はチラッと達也のほうを見た。



相変わらず増田さんと揉めている。



「私はどっちでもいいよ!」


莉奈はそう言って私のほうを見た。



達也となれないなら誰でもいいや。



「じゃあ、なろ」



こうして私達は班ができた。