彼氏なんていらない。



「ねーママァ?」


「ん~?」


「どーしてパパは返ってこないの?」


母は掛けていたアイロンを台に戻し、


隣に座っている私を見て微笑んだ。


「出張よ。
だから、パパが戻ってきたら一杯遊んで貰おうね?」