ー教室ー 「虎~♪ …何で学と居んの?」 眉間にしわを寄せあたしを睨む女たち。 「俺の彼女だから♪」 そう言って、あたしの頭の上に頬をひっつけ微笑んだ虎。 女たちは、キレはじめる。 「何それ! てめぇ、学のクセに告ってんじゃねぇよ!!! 遊ばれるだけのくせに!!」 一人の女があたしに叫ぶ。 「うぜぇよ 俺が告ったし、あと…俺以外の奴が学って呼ぶな!!!」