~約束の日~








「友里!!」






久しぶりに見る
少し痩せたお母さん。



大きく手を振り、走ってくる。







「あんた、長い間連絡もしないで!」







と、怒りながら
泣きながらあたしを精一杯抱きしめてくれた。





母の愛を感じた。





そして、道の端っこで二人泣きまくった。







「遠回りしてごめんなさい。」






「いいのよ、いいの!!
友里が元気なら。」







って、また優しさをくれた。