先生………



先生………………。




いくら心の中で呼んでも先生はここには居ない。



走って最後にたどり着いたのは、


私と先生の思い出の場所。
私と先生が始まった場所。




先生がいつか帰ってくる場所。




私は、先生が一番分かりやすい所へ逃げたんだ。


先生にみつけて欲しくて。



だから…



早くみつけてよ。





私、先生の事一番に愛してるから…。




先生への想いなら、
誰にも負けないから…。



初めて気持ちが通じた日、



先生と一緒に折った鶴がまだ先生のディスクの上に飾られてた。




ここは、何も変わらない。