汚いエッセイ

その日は、雑誌類の束が捨ててあるのをよく見かけた。

いろいろな雑誌があるなぁって思って見てた。その中でも、特に俺の興味をひいたものがある。


少女漫画だ。

これといって、少女漫画が好きなわけじゃないよ。中学時代の俺はね。


それじゃあ何故か。

少女漫画の束の中に、中学生が使うようなノートが一緒に挟まれていた。

そのノートに書かれていた名前が、同じ中学で、少しだけ話したことのある女の先輩だったんだ。