その俺の悪いくせが発動するのは、町中が寝静まった真夜中。 それも、夜が明ければゴミ収集が行われるという日の、その夜中だ。 つまりそれは、各家庭から出されたゴミが、明け方の収集を、道端でひっそり待っているのさ。 紙類の入ったゴミ袋もあれば、束ねられた雑誌、傘の骨組みなどもあった。 真っ暗な夜さ。