なぜか、俺の地元の近所にあるお祭りへ、いつの間にかワープ。その子は浴衣を着て、俺の前に姿を見せた。(非常識3と4)

綺麗だった。

言葉は交わさなかった。
なのに何故か、俺は恋をしていたようだ。



女の子と二人きりでお祭りなんて、夢みたいだった。夢なんだけどね。(現実1)

空だって翔べた。近所の小学校のグランドに落ちていたロケットを、俺は軽々と持ち上げれた。その子も持ち上げた。


手をつないだ気がする。キスをしようと思った気がする。

もっとそこに居たかった。



いつしか気がつくと。
俺は布団の中から朝陽を見てた。