朝香は、そう思った。
そして冬休みがあけて、学校が始まった。
朝香は、まだ東京に行けなかったことを気にしていた。
冬休みは、ずっと元気が無く、部屋に閉じこもったままだった。
学校に行っても朝香は、元気が無く、1人で考えていた。
【もう一回手紙送ろうかな。でも何か気まずいな。】
と朝香が考えていると、同じクラスの斉堂南(サイドウミナミ)が話掛けてきた。