僕の彼女は苺味




ゆっくり唇を離すと目が合う。



潤んだままの、不安そうな目。




少し………




本当に少しだけ後悔した。




何て言うか………



何かが違う気がしたから。




その場に置いて行っちゃ駄目な気にさせられてしまったから。




「今のなかったことにして。」



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