「ー…んっ」 目が覚めた場所は 雨に濡れる道路でも もちろん爽龍でもなかった。 私はゆっくりと起き上がると おでこに乗っかった タオルに気が付いた。 「橘起きたか?」 いきなりの声には ビクリと肩を震わせる 「多田晃?…」 何で多田晃がいるんだろう ここは何処なんだろう 私の振り返った先には コンビニの袋を持って ドアの前に立っている多田がいた。