大嫌いだって愛しい




外は少し肌寒い


私は入り口の近くに置いてあるベンチに

膝を抱え込むようにして座った。




「はぁ…」




私の口からは自然に溜息


「何ため息付いてんだ?」




そう言って私の横に
勝手に座ってきたのは




「優…」




さっきとはまるで違う
いつもの優しい雰囲気の優だった。