大嫌いだって愛しい




「よけいな事考えないで下さいよ。」




私がすぐに何かを考えてるように感づいたのであろう陸斗は




さかさず私を睨みつけた



「わかってるよ!」




頭の中を読まれた私は
少しイラッとしたように陸斗から顔をそらす





「てか、陸斗とひかる
お前らどっちが幹部長かわかんねーなっ」




ケラケラ笑う尚也はまだ熱があるらしく



少し鼻声で話す




「うっさいな、風邪引きはどっか行ってよ」



手をシッシとやった私に尚也はいまだケラケラ笑っている



正直蹴り飛ばしたい



こいつが風邪さえ引いていなかったら


完全に蹴り飛ばしてるな。