大嫌いだって愛しい




「お前は何を我慢してんだ?」



「―…え?何って」





どう答えたら良いか分からない俺は口がどもる。




「俺はお前にひかるを任せたつもりだったんだけどなぁ、どうやらお前はあいつの守り方を間違えてるみてぇだ」




怒っているようではないけど、やっぱり元総長の強い口調には迫力がある




「実際俺とお前が同じチームだった事はないけど、中坊ん時からお前らがここに出入りしてたのを許てたのは優と尚也を認めてたからだ。」





ライターをカチカチやりながら充さんは俺を真っ直ぐに見つめる。




「お前らなら俺の変わりにひかるを守ってくれるって信じてた。なのに今のお前はまるでふぬけだな」