「うわぁ、明日の朝ごはんすらないじゃん」
夜になって冷蔵庫を開けた私の目に飛び込んできたのは
はたして本当の意味をもっているのかさえ分からない空っぽの冷蔵庫
「しょうがない。買い行こうかな」
玄関を出る前
充さんの言っていた事を思い出して一瞬ためらうけれど
コンビニまで徒歩三分
そう思うと
わざわざ連絡を入れる必要はないと勝手に判断した私。
スウェットにパーカー
その上にジャンパーを羽織ると
私は財布と携帯だけを手にしてマンションを出た。
ドンッ
マンションを出てすぐ
いきなり押された背中の衝撃で前に転ぶ。
「いったあー」
「はははっ 夜中まで見張ってたかいがあった。」
そうニヤリと呟く顔は知らない人
「だ…れ・・?」



