大嫌いだって愛しい




「ただいまー」



「お疲れ様です」




寒さで小走りするようにして駆け込んだ溜まり部屋に入ると



笑顔の陸斗が迎えた。





「外 雪やべーぞ」




うっすら頭に雪を積もらした尚也が私の後ろから室内へ入る




「今年はかなり積もりそうだな」




私と尚也の前にあったかい紅茶を出す良ちゃんは雪が嫌いなのか、顔をにごらす