大嫌いだって愛しい




「優?」



いきなり腕を引くものだから


私の体は優に寄り添う形になっていて




近いすぎる距離に心臓が音を上げる




その瞬間やっぱり優を忘れていないんだと感じて



「なぁ、これ何?」




そう言った優は私の首筋をスッとなぞった。




「え?何ってなにが」




何の事を言われたのか
まったく分からない私を


優が軽く睨み付ける、




「誰が付けたんだよ。」


優の言葉で思い出す



昨日の多田のことを…