大嫌いだって愛しい




『…ひかる』




ん?


「ゆぅ…?」



耳元で低く甘い声が響く



ぱちっと目を開けた私の目の前に優はいない



回りを見渡すと

いつの間にか寝室に移動していたらしく



隣では気持良さそうに眠っている多田




「夢か…」



私は布団から起き上がると


そこらへんに散らばっている服に手をかけた。