大嫌いだって愛しい




「あっ!!優さんお帰りなさいっス」



ひかると入れ違いに優が爽龍のたまり場にバイクで入ってくる。




「おう、」




カツカツと靴の金具をならしながら


錆び付いた階段を登った優は



もわっと暖かい空気が広がる部屋に入った。



ぐるりと部屋を見渡した優



「ひかるは?」



「尚也と喧嘩してコンビニまで爆走しに行った」


パソコンに目を向けたまま


良平が答える。



「そっか」