大嫌いだって愛しい




「ひか姉、私本当は知ってたの…」



もっていたおしぼりを
ギュッと掴むさくら




それに続いて



「ひか姉が家を出ることにった理由」




「え…」



何で…



「私をかばってくれたって事知ってるの。だけど私、知らないふりしてた…、お父さんやお母さんに必要とされたかったから…」




そう言ってさくらは

ゆっくり涙を流した。