大嫌いだって愛しい




「あなた、あの子達明星学園に入学させるの?」




それは私が中二になったばかりの頃だった。



夜中にトイレで起きた私に聞こえてきた


父と母の声だった。




「いや…社交的なひかるだけで十分だろう」




明星学園…


きっとこの名を知らない人はなかなかいないと思う



何たって かなり有名なお嬢学校なのだから。





「じゃあ、さくらはどうするの?」




私の家はかなりの大企業の本社で


父はそこの社長を勤めていた、