教室に戻った私にクラスの人が話しかけてきた。 「明稀、ミツルと仲良かったのにどうしたの? なんか、さっきウザイとか言ってたらしいじゃん。」 「だってあいつ、オタクだしキモいんだもん。」 私は、どこまで嘘をつくんだろう... 「アハハ 明稀コワー(笑)」 「気が合うねー。 友達になろうよ、明稀ちゃん★」 今まで、ミツルしか友達がいなかった私に、 たくさんの友達ができた。