俺は、少し前まであんなに大好きだった父さんを憎んでいた。 中2になり、体も成長して反抗期だったということもあり、とうとう俺は初めて父さんを殴った。 父さんを殴った左手が、ジンジンしていた。 その一瞬で、いままで我慢して積み上げてきたことが全部無駄になった。 その日から、俺はどんどん落ちていった。 喧嘩はするし、授業にも真面目に出ないし、学校1の問題児だった。 それに、俺は明稀よりひどい事をしてきたんだ。 仲間でも、少しでも気に食わなかったら、容赦なく集団リンチ。 精神的にも傷つけた。