隣の席に腰掛けたあなた
緊張で震えていた私に
話しかけてくれたよね
私の好きな着信メロディー
それはあなたの声が聴けるサイン
今まで付き合った中では
あなたは異色な人だった
まさか好みとは言えないその容姿
でも少しずつ惹かれていって
今では君のことを思う様
気まぐれだったの?
気にするそぶりを見せといて
私を振り回して何がしたいの?
そんなことしたって私はあなたを
好きになっているのだから
鳴らないサインに耳を澄まし
ずっとずっとあなたの声を待っていた
会いたくても会えないこの距離が
声を待つと説明してくれる
やはり私は待つしか脳にないのか
気づかれたくない求めたくない
いつも追うのは私ばかり
もう疲れた 今度はあなたが愛してよ
そんなこと言えないだってコワイ
臆病者の私はどうすればいいの?
遊びだったの?
私の告白を軽くOKしといて
だったらあのときそう言えば良かったじゃない
お前には興味がないだけど私は
あなたを好きでいるかもしれない
2010,03,29



