『もしもし、勇?鍵あったよ。けどコレ何?何の…。』 「こないだ言ったじゃんか。俺、一人暮らし始めたからさ…その…」 『じゃあコレ…』 私は一目も気にせず泣いた。 「いつでも来ていいからさ…な?」 嬉しくて、嬉しくて私は毎日通った。