ロッカー103

真夏日で最高気温が歴代何位だかって声がちらほら聞こえるくらい暑い日だった。
汗ばんだ指先で私は暗証番号を入れた。
[0103]
どのロッカーか分からなかったが、勇が入れそうなのは103番のロッカーだろうと思い、迷わず私は開けることにした。
暗証番号が当たり、カチャンと音がした。

鍵がポツリと置いてあった。