「好きです」

そう言ってからわたしの世界は一転した。




付き合って一年と5ヶ月。

「真美。一緒に帰ろう。」

「うん。」

プリクラとって、カラオケ行って・・・・この嬉しさと幸せはわたしのもの!、っと

思うくらい幸せだった。





付き合って2年目。

「今日、俺たちの付き合った日だよな。」

「うん。もう2年なんだね。」

果てしなく早く時間は過ぎていく。ちょっと寂しいな・・・。

「これ」

「ん?」

わたしは振り返ると指輪があった。

「これ・・・」

「びっくりしたか?」

彼氏は照れながら言った。

「うん!すごくびっくり!!」

「あのな。」

「ん?」

「もう付き合って2年だよな。そろそろ結婚してください。」

びっくり!

「あのね、わたしまだあなたに合うような女性じゃないと思うんだ。だからまだ、受け

とれないわ。ごめんね。」

「・・・。分かった。もうちょっと待つ。・・・また付き合ってくれるか?」

わたしは満面の笑顔で

「もちろん!」




こんな笑顔の時わたしはこんな残酷な運命になるとは予想もしなかった。