どうしよう、どうしよう、怖い、怖い。 ――みどりちゃん助けて! 「みどりちゃん、助けて!!」 大声を出した瞬間、まばゆい光が私の体を覆った。 何?……暖かい、とても暖かい。 ……みどり…ちゃん? 意識が遠のいた…と思ったら次の瞬間、ズシン……と体が重くなった。 ハァ ハァ ハァ……。 戻れ……た? 怖かった……本当に怖かった。 ―― みどりちゃん……。