碧の時間(とき)







『……良かった』






――みどりちゃん?






『もう大丈夫。でも……』






そう言うとみどりちゃんは、私から目を反らし壁をジッと眺めていた。






……ひいおじいちゃんの部屋?






何か嫌な予感がする。






これは何?






……何か怖い。