「もぉ。いちごかぁ」
「えへへ。だって嬉しくてつい!」
「いいねぇ。青春って感じで★」
「「うふふ」」

「ちょっとー?由宇ちゃーん??立ち話しはダメよー!仕事しないと給料引くよー」
2人の笑い声が混ざったところで店長の麗香さんに声をかけられた。
「麗香ちゃんっ。お客さんの前でもー!」
「あはは☆★じゃーゆづ達は回ろっか?」
「そーだね!由宇ちゃん!仕事戻っていいからぁ。あたし達回って見て来るからぁ」
「あー!!おっけー。買うときは私を指名でよろしくーっ」
「おーけーおーけー」
「あははっ。てか由宇ちゃんと麗香さんってナイスコンビだよねっ」
「うんうん!由宇ちゃんMだし、麗香さんSだし」
「相性、なんだかんだで合ってるもんね!」

あたし達は笑いながら店内を歩き出した。
広い店内にはたくさんの洋服やバッグ、帽子にアクセサリー…。
このショップにはなんでもあるんだ★

「ゆづー今日どうゆー系買うの??ワンピ?アウター?スカート?」
「えーっと…。全部!」
「へ?!」
「うんとっ、できるだけいっぱい買って、可愛いコーデたくさんしたいんだっ。で、一番可愛くできたやつ着てくの!」
「お金…大丈夫?」
全部ってなると、結構かかるはず。
それに、下着やさんだって行くんだから!!