……ごめん。 もっと詳しく書きたいんだけど、どうも手が進まないんだ。 これ以上は、書きたくないのかもしれない。 だからこの話はもう終わりにするよ。 でも、これだけはちゃんと覚えておいて。 僕は小学6年生から“僕”だったんだ。 “あたし”じゃ、ない。 僕は“僕”なんだってこと―――