好きなのに…

次の日、朝一で担任に誰にも
言うなと口止めをした。

その日の放課後
掃除の為、祥と美術室に行くと
担任と、
同じクラスの逢優の友達が
教卓にかたまっていた。

美術室に入ってきた俺を見て
なぜだかみんなニヤついていた。

『なんでそんなニヤけてんの?
なんか良い事でもあったんか?』

まぁこれが当たり前の反応だと思う。

すると逢優の友達の板井(いたい)
から考えもしなかった言葉が…

『高杉、逢優の事好きなんだぁ?(笑)』

『えっ(汗)
なんで知ってんの?』

おもわずそう言ってしまった(汗)