けど、かおりに会わせてはもらえなかった。 何回も、何十回もお願いした。 かおりのお母さんは、 「かおりに口止めされてるから。」 の一点張り。 「何でなんですか?」 俺は強い口調で言った。 「それは、あなたが ゙ゆうた" だからなの。」 「俺が?」 「時期が来たらあなたにも言うわ」 そして、かおりのお母さんは 俺の前から立ち去った。 ・:*:・゚'†。・:*:・゚'・:*†:';・。*;'