「最後の1年、よろしくな!」


俺は生徒2人の頭をクシャッとした


「ヤッター!ね、真琳、伊藤先生担任だよ!」


若林が竹下の肩を興奮しながら叩いている


「よ、よろしくお願いします」


竹下は俺に頭を下げた


「ああ…俺の方こそよろしく頼むよ」


表向きはただの先生と生徒


3ヶ月程前だろうか…


この生徒を襲った出来事をキッカケに、俺がこの生徒と秘密を持つようになってしまったのは──…





───────……