秘密のニオイは禁断の恋

車を止めたが、タイミングもわからないので、すぐにダッシュボードを開けて、ホワイトデーのプレゼントを出す


「ホラ…」


「あ、ありがと…」


竹下からしてみれば、素っ気ないなって思うだろうが、男はこういうのは苦手


特に俺は…


「アメ?」


竹下の声にハテナ…


「アメ?ちょっと貸せ!」


俺は竹下からアメの入ったケースを取った


ゲッ!コレは…


1年前に竹下にだけ用意していてそのまま入れっぱなしにしといたお返しだ


「先生?」


「あ〜コレは…違う…」