「ちょっと降りるか?」


俺は竹下を車の外に誘った


「まだ明るいから…」


戸惑う竹下の頭をクシャッとする


「卒業したから…良くね?」


「うん…でも…」


「あ〜わかった…ジーパンが破れてんのか(笑)パンツ見えるくらいか?」


俺はわざと笑わせようと適当なことを言った


「ち、違う!違う!」


焦る竹下が可愛い


俺は竹下を見ると、いつも可愛いと思ってんなぁ〜


車を降りて助手席に回る


ドアを開けて、竹下に手を差し伸べた


「散歩でもしませんか?」


「は、はい…」