イジワルなカテキョ ~その距離なくしてもいい?~


「ねぇ、にーちゃん。

明日は体育館集合だからね」


そう言って大輔は「告白大会なんだって」と言った。


「告白大会?」

「んー、なんか。

カップルの相手に思いっきり告白して『俺たちってラブラブでしょー』っていうのを全校生徒に猛烈アピる企画らしいよ」


俺たちってラブラブでしょー?


それ、完全に相手間違いだろ、あいつの場合。

っていうか、あいつがあの坊主に告白するのか?

どうして?

相手違うよね?

オレは?

って。


「行かなきゃ始まんないよねー」


大輔がニヤリと。

背筋の寒くなるような笑みをオレに向けた。


「……さむっ」


思わず両肩抱き締めるオレに、大輔はずいっと近づいてきて
さらにニタニタ笑って見せた。


「カッコいい男はカッコよくさらっちゃうんでしょ?」


おい。

ハードルあげんなよ。